独学で勉強して、日商簿記2級の試験を受験し合格しました。
日商簿記3級に続いて2級も受験するという方も多いと思います。
合格した受験勉強の内容や、テスト当日のことを赤裸々に記載します。
これから受ける人はぜひ参考にしてください!
注意:
平成28年度から順次試験内容を変更するようです。
過去のテキスト・問題集は使えなくなる可能性があります。
事前に確認をお願いします。
簿記|商工会議所のHPはこちら:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
日商簿記2級とは

前回の日商簿記3級の上位資格になります。
日商簿記の中でも級があり、1~3級まであります。
1級が一番難易度が高く、3級は難易度低です。(詳しくは上記の商工会議所HPでご確認ください)
その中でも日商簿記2級は、日商傍記3級に比べてグッとレベルが上がるイメージです。
ただ、履歴書に書けて一定の評価が得られる日商簿記2級は超オススメです。
日商簿記3級との大きな違いは、工業簿記です。
日商簿記3級では、商業簿記(取引売買の仕訳)のみでしたが、日商簿記2級から工業簿記(工場の仕訳)も加わります。
合格点は70点です。
範囲が広くなっていますので、しっかりと理解しないと点数が取れません。
また、日商簿記3級と同様に、簿記は「仕訳→○○表へ転記」が基本となっており、仕訳が間違っていると転記先の表も間違えます。
芋づる式に間違えるとあっという間に70点を下回りますので、100点を目指しましょう!
勉強方法

工業簿記
工業簿記とは、工場の在庫管理の簿記になります。
商業簿記と工業簿記を全くの別物と覚えると効率が悪いので、それぞれの繋がりを意識しましょう。
「材料を購入・入荷して、加工・製品化を行い」(ここまでが工業簿記)
「売って、お金をもらう」(ここが商業簿記)
このイメージをしっかり持っておくと、楽に覚えられます。
テキスト
日商簿記3級の時と同様で、本屋にたくさんテキストと問題集が売っていますので、自分が一番読みやすいと思った本を買いましょう。
内容は殆ど変りませんので、気が合う本を選びましょう!
そしてまずはテキストを流し読み!
日商簿記3級をクリアした人であれば、スラスラ読めると思います。
ただ、工業簿記が眠気を誘います。
しかしながら、何度か読んでいくうちに大した量ではないと感じるはずです。
やはり読むポイントは、実際の取引をイメージすること。
所詮、起きた出来事を管理しているにすぎないので、シチュエーションをイメージして理解して記憶に留めておきましょう。
問題集
ここからが本番です。
テキストを流し読みしたら、早速問題を解いていきましょう。
不明点があれば、テキストで確認するようにしてください。
※テキストは参考書です。メインではありません。参考にしてください。
パターンは少なく、決まり決まっているので、解き方を理解し、ケアレスミスを起こさなければ必ず得点出来ます。
簿記は有名なので、ネットでもたくさんの情報があります。
私も解説がどうしても理解出来ないときにネットで調べまくって理解出来た経験がたくさんあります。
試験内容は殆ど過去問と同じ問題が出題されるので、過去5回の問題を全て満点で取れるようにしておきましょう。
これで準備万端です。
勉強期間

テキストを流し読みをして、4カ月程、問題集をやりました。
ネットでは「一週間で受かった」などの情報もあるので、ペースややり方には個人差があるでしょう。
というより勉強に時間をどれだけ費やせるかにすぎないので、周りは意識せず、自分のペースで頑張りましょう。
試験本番

受験票とシャーペンと芯と電卓とテキストを持って、いざ指定された会場へ!
会場は大学が多く、受験番号毎に受験教室が異なりますので、余裕を持って行きましょう。
日商簿記3級に引き続き、家から近い大学だったので、歩いていきました!
試験問題は、過去問とほぼ同じです。
日商簿記2級ともなると、空席が目立ちます。
勉強が間に合わず受験を断念した人が多いようですね。
結果は
80点!

まとめ

ケアレスミスには気を付けましょう!
簿記は、仕訳からやり直しになることがあります。
また、間違えた数字を見つけるのにものすごく時間がかかります。
「丁寧に」を念頭に置いて、頑張ってください!
最短で合格したいなら通信講座
当然ですが、独学より教えてもらった方が早く合格します。
勉強する期間は中々しんどいものがあります。ましてや仕事しながらなど大変です。
そこで、合格までの期間をぎゅっと短くする方法があります。
「通信講座」です。
通信講座は、合格までの時間を買うイメージです。簿記2級であれば6カ月で合格することも可能です。
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