独学で勉強して、日商簿記3級の試験を受験し合格しました。
簡単だとよく言われるけれど、本質を捉えた人はそうかもしれないけど、本当に初めて簿記を勉強する人にとってはちんぷんかんぷんで何が何だかわからないと思います。
なので何度か落ちてしまった人やこれから受ける人はぜひ参考にしてください!

簿記|商工会議所のHPはこちら:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
日商簿記3級とは

簿記とは、帳簿を付けるのに必要な知識です。
お金の流れを後から確認出来るように記録していくイメージです。
なので、簿記の試験はマークシートではありません。
計算もするのでMY電卓が必要です。
簿記検定は大きく三種類あります。
・日商簿記(主催:日本商工会議所) = 全ての人が対象
・全商簿記(主催:全国商業高等学校協会) = 商業高校の生徒が対象
・全経簿記(主催:全国経理教育協会) = 専門学校の生徒が対象
日商簿記の中でも級があり、1~3級まであります。
1級が一番難易度が高く、3級は難易度低です。(詳しくは上記の商工会議所HPでご確認ください。)
その中でも日商簿記3級は、基礎的な知識が問われる級で、高校生も取得します。
やはり何事も基礎が大事で、3級を持っているか否かで意識量が大きく異なります。
なので、比較的難易度が低く、かつ履歴書に書けて一定の評価が得られる日商簿記3級は超オススメです。
合格点は70点です。
とはいえ、しっかりと理解しないと点数が取れません。
簿記は「仕訳→○○表へ転記」が基本となっており、仕訳が間違っていると転記先の表も間違えます。
芋づる式に間違えるとあっという間に70点を下回りますので、100点を目指しましょう!
勉強方法

テキスト
個人で受験する場合、本屋にたくさんテキストと問題集が売っていますので、自分が一番読みやすいと思った本を買いましょう。
そしてまずはテキストを流し読み!
初めて勉強する場合、量が多くてモチベーションが上がらないと思いますが、多いと感じるのは最初だけです。
何度か読んでいくうちに大した量ではないと感じるはずです。
読むポイントは、実際の取引をイメージすること。
所詮、起きた出来事を管理しているにすぎないので、シチュエーションをイメージして理解して記憶に留めておきましょう。
問題集
ここからが本番です。
テキストを流し読みしたら、早速問題を解いていきましょう。
不明点があれば、テキストで確認するようにしてください。
※テキストは参考書です。メインではありません。参考にしてください。
資格試験なので、問題は決まっています。
1問目は、仕訳
2問目は、帳簿記入、勘定記入
3問目は、試算表、財務諸表
4問目は、伝票系
5問目は、精算表、財務諸表
パターンは少なく、決まり決まっているので、解き方を理解し、ケアレスミスを起こさなければ必ず得点出来ます。
簿記は有名なので、ネットでもたくさんの情報があります。
私も解説がどうしても理解出来ないときにネットで調べまくって理解出来た経験がたくさんあります。
試験内容は殆ど過去問と同じ問題が出題されるので、過去5回の問題を全て満点で取れるようにしておきましょう。
これで準備万端です。
勉強期間

テキストを流し読みをして、2カ月程、問題集をやりました。
ネットでは「一週間で受かった」などの情報もあるので、ペースややり方には個人差があるでしょう。
初めはわからな過ぎて萎えると思いますので、モチベーション管理が重要になります。
理解すれば、問題は難しくありませんよ。

試験本番

受験票とシャーペンと芯と電卓とテキストを持って、いざ指定された会場へ!
会場は大学が多く、受験番号毎に受験教室が異なりますので、余裕を持って行きましょう。
ちなみに私は家から近い大学だったので、原付で行っちゃいました。
試験問題は、過去問とほぼ同じです。
「隣の人の電卓うるさいなー」と思いつつ、問題を解き終わり、見直しまで完了しました。
結果は
100点!
想定した問題しか出ませんでした。
まとめ

ケアレスミスには気を付けましょう!
簿記は、仕訳からやり直しになることがあります。
また、間違えた数字を見つけるのにものすごく時間がかかります。
「丁寧に」を念頭に置いて、頑張ってください!
最短で合格したいなら通信講座
当然ですが、独学より教えてもらった方が早く合格します。
勉強する期間は中々しんどいものがあります。ましてや仕事しながらなど大変です。
そこで、合格までの期間をぎゅっと短くする方法があります。
「通信講座」です。
通信講座は、合格までの時間を買うイメージです。簿記3級であれば3カ月で合格することも可能です。
サポートや教材など総合的に考えるとやはりおすすめはユーキャンです。
最短で合格されたい方、合格までの道のりを一直線にしたい方はぜひ使ってみてください。