損害保険のコンサルティングコースを受験して合格しました。
コンサルティングコースを取得すれば、損保の世界で専門性を証明できます。
コンサルティングコースに合格した受験記を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

受験した理由と資格の詳細

コンサルティングコースは、損害保険代理店協会の主催する損害保険大学で行われている教育課程の一つです。
損保大学は損害保険募集人のための教育課程で、専門コースを終了もしくは一部の課程を終了している人がコンサルティングコースを受講できます。
一連の講義内容を修めて試験に合格できれば、コンサルティングコースの資格を得ることができます。
また、コンサルティングコースの受験には実務経験年数も求められます。
私は専門コースの資格保有者で5年ほどの実務経験もあったので、次のステップであるコンサルティングコースを狙うことにしました。
コンサルティングコースの試験では、専門コースで問われる知識も試験範囲に含まれるので、軽く専門コースのおさらいをしておくことをおすすめします。
社会人は忙しいので、試験に出題されやすい箇所を絞り勉強方法を工夫することも必要です。
勉強の方法と準備期間について

私の行ったコンサルティングコース試験対策は、以下のようなものです。
はじめに、自分の持っている業務経験や業界の知識を整理するために、指定のテキストの読み込みに入る前に市販の薄手の基本書を購入して導入の教材としました。
最初にごく基本的なテキストを読むことで、次に精読したテキストの理解がより良くできます。
コンサルティングコースに限らずどの試験を受験する時でも、まずは、基本のテキストの理解が求められます。
そして試験勉強を進める時は、問題を解くための基本を徹底的に頭に叩き込むことが大切だと思います。
また、あまり試験対策に時間をかけられなかったこともあり、問題演習と同時進行で指定のテキストの読み込みを行いました。
試験勉強の期間ですが、仕事で忙しい時は学習を中断することもありましたが、損保のコンサルティングコースの対策には半年程かかりました。

試験本番

勤務でバタバタしている間に、コンサルティングコースの試験本番の日はすぐにやってきました。
平日は残業などもありなかなかまとまった時間がとれなかったのですが、直前期には休日に本番を想定した模擬試験をしてみたり基本書の読み込みをしたりしていました。
社会人になると学生の頃と比べて定期的に試験を受ける機会が減ってしまいます。
資格試験に合格するためには本番の試験を突破しなくてはいけないので、直前期に試験のカンを取り戻したり体調管理をしっかりするべきです。
試験からしばらく遠ざかってしまっている人は、本番を想定した準備を入念に行わなくてはいけません。

私の場合も前回の専門コース受験から数年たっていましたが、本番の日はなんとか自分がそれまで培ってきた力を発揮できて無事に合格することができました。
損保コンサルティングコースを受験して特に感じたのは、テキストなどに書かれている基本に忠実になることが大切だということです。
この試験は、損保分野の知識や経験が幅広くかつ深く問われます。
基本テキストに書かれてある細かな個所もおろそかにせずに試験対策をすべきです。
もう一つ感じたことは、この資格は毎日行っている業務経験を生かせる点も多いということです。
コンサルティングコースに合格することで、業務知識と法律に通じた損保分野のエキスパートになることができます。
これからこの試験を受験したいと考えている人は、まずは毎日の業務をしっかりとこなし、そこで得た経験や知識を生かす形で試験に臨んでほしいと思います。
損保コンサルティングコースに合格するために

損保コンサルティングコースは、損保業界で活躍する人がさらに知識や経験をブラッシュアップするための資格です。
日々の経験や知識を生かして試験に挑みましょう。