これ、読んだんですけど、本当にそうだなと共感した。
世の中、仕事が出来る人が必ず昇進しているわけじゃない。
運がよく、奇跡的にたくさん仕事が取れた人はまだいいが、口だけ、やるフリだけの人がこぞって昇進する。
自分はそういう人を見て、本当に役員はバカなんじゃないかと思ってた。
でも、それが人と人との関わり合いなんだって、この本を読んで気付いた。
実力主義って?

実力主義って、私の中では「よく話さなくても、物静かでも、必死に努力して実力をつけて、結果を出したら、それ相応の待遇を受けられる」ってこと。
でもこれって、見る人によって感じ方が違うよね?
その人の経歴や見た目にもよるし、少し英語が話せるだけで出来る人に見えてしまう。
逆にペラペラに話せても周りが知らなければ価値がない。
土日にどれだけ努力しても、平日に努力が報われなければ価値がない。
世の中には、正しい意見を持っていても、感受性が高く、うまく発言出来ない人もいるだろう。
そんな人に対しては、近くのマネージャーが意見を吸い上げるようアクションするのが当たり前だと思っていた。
正確に評価するために、評価する側は、被評家者の働きをしっかり見て、聞いて、判断するのが責任だと思っていた。
でも実際は違う。
そして、違くても特に問題はない。評価する人は上司に当たるから。
そしてその上司は、自分が評価出来るようにアピールしろと言う。
訳が分からない。
でも今の世の中はそうなっている。
不思議でたまらない。
勘違いを使いこなす

実力主義の世の中じゃないから、不本意だけど、「勘違いさせる」ことを使いこなさなくてはならない。
自分に嘘をついているようで、とても前向きになれない。
そして、この論理が通ると(現状、通っているのだが)、度胸があるやつが勝つ世の中になってしまう。
だとすると、「勘違いさせる」を使いこなすか、使いこなさなくても良い世界に行くか、その世界を自分で作るしかない。
世の中は偏見だらけだ

めんどうな世の中だ。
人付き合いや考えなど、定量評価出来ないもの全てが、定量評価出来るようになればいいのに。
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