「米海軍ネイビーシールズ式 STRONGER 「超一流のメンタル」を手に入れる」を読んだメンタルの変化




 

本書ではアメリカ海軍特殊部隊のシールズにスポットを当てて、ビジネスやライフワークに役立つ秘訣を明らかにしていきます。

3人の著者は何れも現場のプロで、実体験から貴重なアドバイスを提示してくれます。

 

 

シールズから学ぶ

ビジネスマンやアスリート等の中には、高い才能を持ちながらも大きな成果を上げられないでいる人も少なくありません。

一方、如何なる状況においても逆境やプレッシャーを跳ね返して、自分の力をフルに発揮できる人もいます。

本書ではその違いが何処にあるのか、多数のインタビューや研究を通して秘密を明らかにしていきます。

この本の素晴らしい点としては、研究対象がアメリカ海軍の特殊部隊シールズであることです。

その中でもシールズの隊員達という現場の生の声を取り上げていることが、私達の関心を呼び起こします。

その他、消防士などの特殊任務の職業について、任務に従事する人々の心の動きなどが詳しく研究されています。

シールズの隊員は粗野なならず者のイメージでとらえられることもありますが、これは明らかな誤解と言えるでしょう。

実際には繊細なメンタルと強靭な肉体がバランス良く調和した、人並外れた能力の持ち主であることが分かります。

 

 

著者陣の経歴

本書の著者は、現代のストレスマネジメントの生みの親、ジョージ・S・エヴァリーJr.博士ら3人です。

ジョージ・S・エヴァリーJr.博士は大学の医学部で准教授を務めており、災害時のメンタルヘルスに関しても先がけとなりました。

また、メリーランド州にあるロヨラ大学の心理学部教授でもあり、UMBCトレーニングセンターではレジリエンス部門のエグゼクティブ・ディレクターを務めています。

その他、経営コンサルタントや米海軍特殊部隊・ネイビーシールズの元隊員も著者として加わっています。

本書の共著のマコーテックは、ネイビーシールズの創設時の隊員で、ベトナムでの戦闘ドクトリンと戦術に携わりました。

数学では博士号を取得しており、カウンセリングでは修士号を取得したエリートです。

リーダーシップ学のほか、人間行動学や職業心理学で博士号を取得しており、国防総省の心理学アドバイザーをも務めています。

 

 

レジリエンスの獲得

本書の中では逆境に強い人の特徴として、立ち直る力と折れない心が挙げられています。

この特徴はレジリエンスと呼ばれており、それを身につけることが超一流のメンタルを手に入れることになります。

レジリエンスによって逆境に打ち克つだけでなく、自分の能力を最大化することにも繋がるのです。

レジリエンスは5つの要素から構成されており、誰もが訓練で修得できると言われています。

読み進める内に、ビジネスの現場においてレジリエンスの果たす役割が如何に大きいか理解できます。

プレゼンや会議など人前で十分に力を発揮できない人にとって、まさに救世主的な存在となるでしょう。

共著のダグラス・A・ストラウス氏は国際経営コンサルティング会社のパートナーで、クライアントにはアメリカの有名企業が名を連ねています。

ビジネスの世界においてレジリエンスを如何に獲得するかについて、彼から詳しく説明を聴けるのが魅力です。

 

 

シールズに求められること

海兵隊員のシールズには日頃の厳しい訓練により、マッチョな部分があります。

また、戦争になれば真っ先に最前線で戦わなければならないため、精神的にも強者揃いです。

とは言え、実際の性格は穏やかで優しい隊員ばかりであり、健全な精神と肉体が上手に調和しています。

それ故、実際にシールズ隊員に会うと、ジムやスポーツで鍛えた肉体を持つ普通のビジネスマンという印象を受けることも多いです。

シールズに求められるのは人間離れした持久力と筋力、そしてメンタルタフネスです。

一般的なレンジャー部隊でもなし得ない任務を遂行するには、それらがバランス良く身についていなければなりません。

時にはテロリストが潜む山奥にたった独りで乗り込まなければならないこともあります。

そうした並外れた能力を身につける手法として、レジリエンスが提案されています。

「米海軍ネイビーシールズ式 STRONGER 「超一流のメンタル」を手に入れる」で伝えたいのは、こういった現場の事情も含めた部分なのではないでしょうか。

 

 

レジリエンスで最終的な勝利をつかみ取る

レジリエンスとは威張らず誇らず、穏やかな笑顔をいつもできる人間になるための方法でもあります。

どんな過酷な現場でも、平常心を保てることが最終的な勝利を手にする秘訣となるのではないでしょうか。

 


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