稼ぎたい、変わりたい、スキルアップしたいって思って本を読み漁って早数十年。
1000冊以上読んだ私が、最高の本を紹介します。
大学生の方や社会人になりたての人、また社会人経験が長い人にも使える本です。
読んだ感触も含めて赤裸々にご紹介しますので、良さそうなのがあればぜひ読んでみてください。
となりの億万長者―成功を生む7つの法則

著者:
トマス・J・スタンリー/ウィリアム・D・ダンコ
出版社:
早川書房
目次:
1. となりの億万長者を紹介しよう
2. 倹約、倹約、倹約
3. 時間、エネルギー、金
4. 車であなたの価値が決まるわけではない
5. 親の経済的援助
6. 男女平等・家庭版
7. ビジネス・チャンスを見つけよう
8. 職業:億万長者対遺産相続人
内容:
純資産を100万ドル以上持ついわゆる「億万長者(ミリオネア)」は、全米1億世帯のうち、3.5%しかいない。
さらに、この層が米国の個人資産のほぼ半分を所有している。
しかしこの少数の億万長者達は、全員が起業して金持ちになったわけではない。
普通の人だ。
ではなぜ普通の人が、億万長者になれるのか?
それは億万長者になるためのライフスタイルに秘密がある。
1. 彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する。
2. 彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している。
3. 彼らは、お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
4. 彼らは、社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない。
5. 彼らの子供たちは、経済的に自立している。
6. 彼らは、ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ。
7. 彼らは、ぴったりの職業を選んでいる。
この7つの法則を細かく解説し、誰もが億万長者になれる本である。
答え方が人生を変える

著者:
ウィリアム・A・ヴァンス/神田 房江
出版社:
CCC メディアハウス
目次:
1章 あなたを最高のコミュニケーターにするのは「答え方」である
2章 「質問をリープする」が最強の答え方である
3章 「答え方」の基本7原則
4章 どんな場面でも自由自在に自分の意見を述べるには?(第1のリープ)
5章 相手と効率的に、より深く理解し合うには?(第2のリープ)
6章 あなた自身をさりげなく売り込むには?(第3のリープ)
7章 情報の本質を人と分かち合うには?(第4のリープ)
8章 あなたへの信頼を不動のものにするには?(第5のリープ)
内容:
どんな相手も満足し、評価を高くする答え方がある。
それが「リープ(跳躍)」である。
「リープ(跳躍)」をうまく利用すれば、最強の答え方が可能となる。
コミュニケーションは「短く、簡潔に」と言われるが、正確には間違っている。
どのようにしたら、インターネットの普及により断片的な情報が蔓延し、集中力が低下している現代人に対してより効率良く理解し合えるコミュニケーションを取ることが出来るのか?
現代のビジネスパーソンの悩みであるコミュニケーション力を養うには打ってつけの一冊。
THINK WILD

著者:
リンダ・ロッテンバーグ
出版社:
ダイヤモンド社
目次:
Part 1 始める — Get Going
1章 どうやって「最初の1歩」を刻めばいいのか?
2章 リスクには「正しい取り方」がある
3章 チャンスは「カオス」のなかに
Part 2 成長する — Go Big
4章 自分を知らずに成功はつかめない
5章 成長のために何を行い、何を諦めるべきか?
6章 失敗を糧に進化するチームをつくるために
7章 メンターは多いくらいがちょうどいい
Part 3 成功する — Go Home
8章 いちばん大事なのは「働きがい」
9章 起業家こそ、「仕事も、家庭も」
内容:
起業しようと思った時に、始めに何をするだろうか。
多くの人は、事業計画書の作成を行うだろう。
しかし、それは間違いである。
正しいのは、計画を練ることではなく、行動することである。
本書では、起業するにあたっての正しい行動、失敗する傾向を記載・説明している。
・行動を起こす
事業を始める時、事業計画書を作成するのは一般的だが、注力し過ぎてはいけない。
あまりに早い段階で書くと、事業の勢いを失い、熱意を削いでしまいかねない。
また、不安に駆られて数字合わせに意識が集中してしまう。
・初期投資を最小限にする
賢明な起業家は、状況をじっくり見極め、最小限の費用とリスクと責任とで、アイデアを実現させる。
多くの起業家は、事業立ち上げの際には1万ドル以下しか使っていない。
多くのカネを投じたら成功するものではない。
・共同経営者間の権利や責任を明記した契約書を作成する
事業を始める時、大抵は肉親や親戚、親友や信頼出来るビジネスパートナーと協力して立ち上げる。
その間柄だからこそ、問題が発生したときの準備を行っていない場合が多くトラブルになりやすい。
・全くの新規ビジネスではなく、既存のビジネスモデルに少しアイデアを加える
新規ビジネスより、既存のビジネスをベースにした方がリスクが少ない。
・一匹狼ではなく、多くのメンターからアドバイスをもらう
周りの意見を受け入れ、自分の血肉に出来るかどうかで大きく情勢が変わってくる。
将来的に起業を目指す人には必須の一冊。
覚悟の磨き方

著者:
超訳 吉田 松陰
出版社:
サンクチュアリ出版
目次:
心(MIND)
士(LEADER-SHIP)
志(VISION)
知(WISDOM)
友(FELLOW)
死(SPIRIT)
内容:
「不安と生きるか。理想に死ぬか。」
いくつもの”しきたり”を破り、功績をあげた吉田松陰をベースに、本当に後悔しない生き方を学ぶことが出来る本である。
それぞれのカテゴリで、人間味のある、自己啓発本とは一味も二味も違う、身に染みる内容が盛り沢山である。
読むタイミングによって、一言一言の感じ方が変わる。
いつもそばに置いておきたい、ふとした時に読み返したい一冊。
ビジネス・フォー・パンクス

著者:
ジェームズ・ワット
出版社:
日経BP社
目次:
1章 戦う自由人のための起業論
2章 未来を見る反逆者のための財務論
3章 迷える子羊のためのマーケティング論
4章 新時代の破壊的パンクのためのセールス論
5章 野望に燃える海賊船長のためのチームビルディング
6章 ひたむきな自由人のための時空論
7章 パンク起業家の頭の中
内容:
イギリスにクラフトビール市場を作り、全てがゼロの状態から熱心なファン層を築いた「ブリュードッグ」。
その創立者が、自身の起業について記した本である。
この本で不思議なことは、良い意味で自身の会社について多くを語らないことである。
“著者 ○○株式会社の創立者”という本は決まって自身の会社を宣伝する。
しかしこの本はそうではない。
特定の業界、業種、職種、企業に囚われず、幅広い人が共感し、学び、活かせる本である。
木の根のような基本からその深みまでを詳細に記した、広く深い一冊。
米海軍ネイビーシールズ式 STRONGER 「超一流のメンタル」を手に入れる
著者:
ジョージ・S・エヴァリーJr./ダグラス・A・ストラウス/デニス・K・マコーマック
出版社:
かんき出版
目次:
序章 超一流のメンタルとはどのようなものか?
1章 能動的な楽観主義を手に入れる
2章 決断力と行動力を手に入れる
3章 道徳的な指針を手に入れる
4章 粘り強さを手に入れる
5章 周囲のサポートを手に入れる
終章 超一流のメンタルを手に入れる
内容:
本書の中で、超一流のメンタルのことを「レジリエンス」と呼ぶ。
レジリエンスとは、挫折や失敗から立ち上がれる、成功するまで挑戦し続けられる力のこと。
このレジリエンスは5つの要素から成る。
①能動的な楽観主義
物事がいい方向に進むと信じ、自ら状況を変える行動を起こす能力。
②決断力と行動力
チャンスを得るために、またチャンスをモノにするために即決し、行動する能力。
③道徳的な指針
正直さ、高潔さ、誠実さ、倫理的な態度を有し、周囲から信頼され、人間関係のリスクを軽減する能力。
④粘り強さ
何度失敗を繰り返しても立ち上がり、成功するために戦い続ける能力。
⑤周囲のサポート
多くの味方を作り、自分に活かせる能力。
メンタルに特化した、自分の基礎を作るために有効な一冊。
DEEP WORK 大事なことに集中する 気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法
著者:
カル・ニューポート
出版社:
ダイヤモンド社
目次:
序章 偉大な仕事を成し遂げた人たちが知っていたこと
1部 「ディープ・ワーク」という考え方
1章 生産性を劇的に上げるために必要なこと
2章 注意力を奪う「シャロー・ワーク」という存在
3章 「ディープ・ワーク」の三つの利点
2部 「ディープ・ワーク」を実践するために
4章 集中して取り組むための戦略
5章 雑念を取り払うトレーニング
6章 ソーシャル・メディアから離れる
7章 「シャロー・ワーク」を減らす
内容:
偉大な仕事を成し遂げる人は、「ディープ・ワーク」に努めている。
「ディープ・ワーク」とは、認識能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動のこと。
逆に「シャロー・ワーク」とは、あまり知的思考を必要としない、注意散漫な状態でなされがちな補助的な仕事のこと。
残念なことに、現代に多いのは「シャロー・ワーク」である。
たえずメールでやりとりし、度々仕事を中断される。
このため、深い考察によってうまくいく大きな取り組みも、寸断されて質が低下している。
生産性を高め、深く考える能力が向上する「ディープ・ワーク」が現代人には必要であり、その方法を記している本である。
自分の持っている力を最大限に高めるために有効な一冊。
レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則
著者:
本田 直之
出版社:
幻冬舎(幻冬舎新書)
目次:
プロローグ あなたがいつも忙しい理由
1章 時間も「投資」で増やす時代
2章 成果はスケジューリングで決まる
3章 仕組み化・パターン化の絶大な効果
4章 「Doing More With Less」の哲学
5章 時間密度を高める「チリツモ」技術
エピローグ 人生という時間投資
内容:
多くの成功者が実践する「時間投資」のノウハウを記した本である。
成功者は時間を「消費」するのではなく「投資」している。
仕事の効率を上げるための「仕組み」づくりに時間を使い、「時間資産」を築き、自由な時間を確保・増やしている。
その時間資産を増やす上で重要なのが、スケジュールを立てることである。
①俯瞰逆算スケジュール
3ヶ月ほど先のゴールを達成するために何をすべきかを逆算し、スケジュールを立てる。
そしてそれを俯瞰する。
②時間割
時間の使い方を「インプット/アウトプット/生活/プライベート」の4カテゴリーに分類する。
そしてそこから、1日の時間割を作成する。
③タスクリスト
①で設定したゴールを達成するために、今何をやるべきなのかを具体的にする。
時間の使い方を工夫し、ノーリスクでハイリターンを得られる一冊。
成功する人は心配性 心配性は頭がいい!
著者:
菅原 道仁
出版社:
かんき出版
目次:
Prologue 「心配性」は武器になる!
1章 不安をコントロールするコツ
2章 不安に束縛されないコツ
3章 不安を行動力に変えるコツ
4章 行動力を高めるコツ
Epilogue 成功する人はアグレッシブ・ネガティブ
内容:
心配性は良いこと。
成功者の多くは心配性。心配性であることは「才能」である。
なぜかというと、不安であるということは先が見えていて、その不安に対処が可能だからである。
だが、心配性でいつも不安で、中々一歩が踏み出せない人も多い。
一歩を踏み出すのが楽しいとさえ思えるコツが多く記してある本である。
不安の殻を破り、本当の力を発揮できる一冊。
7日間で成果に変わる アウトプット読書術
著者:
小川 仁志
出版社:
リベラル社
目次:
1章 アウトプットするための読書準備
2章 すぐに情報が取り出せる読書法
3章 はかどる読書環境の作り方
4章 読書を自分のものにする思考法
5章 1週間で本番!話すためのシーン別戦略読書術
6章 1週間でプロ級!文章にまとめるシーン別戦略読書術
7章 アウトプットを効果的にする文章術
内容:
いくら読書を続けても身にならない人も多いはず。
それは、読書というインプットが自分の血肉となっていないから。
インプットは、アウトプットが出来て初めて意味がある。
アウトプットとは、「インプット+自分の意見」である。
そのアウトプット法を集約したのが本書である。
自分の知識を一切無駄にしない一冊。
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