損害保険会社に勤務する営業職員が、自社で扱う損害保険を販売するためには、損保一般試験を受けて合格する必要があります。
保険商品の基本を問う基礎に加えて、自動車、火災、損害を合わせた4科目で構成されます。
損害保険を販売するための資格

損害保険会社は、自動車及び、火災、損害といった種類の保険を販売しています。
顧客に対して各種保険を販売するためには、ある程度の知識を持った販売員としての研修を受けた上で、その損保一般試験に合格して資格を習得します。
保険商品に関する基礎知識を問う基礎から受験を受けて合格した上で、自動車や火災、損害等の各種保険の知識を問う試験を受けます。
いずれの項目も、合格後5年間は販売員の資格として有効となっています。
販売員の基本となる基礎から受験

損害保険会社に入社してまだ1ヶ月の私は、会社の方から損保一般試験の基礎を受けるように言われました。
基礎の試験構成としては、試験時間が40分であるものの、試験中にテキストを閲覧することは不可能となります。
また、試験は全てパソコンで行うため、ある程度の操作技術も要求されます。
基礎に合格して、初めて自動車などの保険販売に関する受験資格を得られることもあり、集中して勉強をすることとしました。
試験当日までは勉強に専念する

社員研修の一環として行われる関係もあり、3週間後に試験を行うことになっていました。
研修期間中の講義は、ほぼ一般試験中心の内容であることも手伝い、支給されたテキストを使って独学で勉強することができました。
勉強期間は1日30分、当日の講義内容を復習する要領で勉強を行いました。
試験前3日間は、1日あたり1時間に拡大して、テキストの内容を暗記するように勉強を行った記憶があります。
戸惑ったものの無事に試験に合格

試験会場は、販売所から離れた損保会社の支社であり、少し距離も離れていたことから、当日は早めに出発しました。
損保一般試験自体が社員研修に含まれていることから、講義に参加していた人は全員集合していました。
基礎を受けるための部屋に入った時は、さすがに初めての場所で多少緊張してしまい、深呼吸をして落ち着きを取り戻しました。
試験担当官が入場し、注意事項を説明された後、40分間に及ぶパソコンを使った試験が始まりました。
試験中はパソコンの文字が見づらいなどの理由で、戸惑いはあったもの、全ての解答を入力し、40分間の試験が終了しました。
当日中に試験結果が判明する仕組みとなっており、終了後30分経過して、無事合格することができました。
販売員になるための講義が毎日続き、試験対策のための勉強に集中していたこともあり、その期間は、疲労が蓄積していたことを覚えています。
しかし、合格した瞬間その疲れが全て吹き飛ぶような喜びを覚えました。他の3科目も合格して、一刻も早く販売員として活動したいです。
損保販売員の基礎となる資格

損害保険を販売するために必要な資格となる損保一般試験は、テキストの内容を理解しておくことで、試験に合格することが可能です。
パソコンでの模擬試験を事前に行うことで、有利に試験を受けることができます。
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