株式会社ミクシー再生者「朝倉 祐介」の経歴

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ミクシーといえば、今の40代、50代くらいの人達に人気の高かったSNS。そのミクシーは、再生のために立ち上がった、一人の平社員によって救われたのです。その再生者が、朝倉祐介です。

 

異色の企業再生の天才朝倉祐介

 

兵庫県生まれ。
中学卒業後、単身でオーストラリア、マッキンゼー州に行き、競馬騎手育成学校へ留学。
しかし、騎手にしては背が高くなりすぎたため、夢を諦め、帰国。

通常、騎手に選ばれるのは、身長160cm、体重45kgの人。

北海道で競馬育成業務に従事しますが、不慮のバイクによる事故で足の粉砕骨折をしてしまい、今でも後遺症が残ってしまうほどひどく、競馬育成業務も断念しました。

朝倉祐介にとっての、人生2度目の大きな挫折。
この時、まだ16歳でした。
その後、東京大学法学部を受け、20歳で入学。現役入学生の多い中、朝倉祐介は周りに対して少し人生に焦りを感じます。

 

理:心:運=1:4:5

 

大学卒業後、零細企業のスタートアップ事業に就いていた朝倉祐介は、株式会社ミクシーという会社を知ります。朝倉祐介にとって、当時のミクシー社は、スタートアップを図ろうとすれば、並みの零細企業なら130回は軽く作れるほどの潤沢な資産のある会社に見えました。

朝倉祐介は、走らない馬を走らせる方法を学生時代に馬術で学びました。それをビジネスに活かそうとしました。それが、「理1:心4:運5」とのことです。
理とは、頭を使うこと、考えること。心は頭で考えたことを活かす精神的な、タフネス。運は、文字通り、運そのものです。
運の悪いことが2度も重なった朝倉祐介は、理と心の重要さを誰よりも知っています。

当時の株式会社ミクシー社に不満を持つ朝倉祐介は、何度も社員や経営陣に、本気で立て直す気があるのかと、朝からよく問いかけました。

朝倉祐介がしたいことは、会社を改善ではなく、大外科手術並みの再生を図ることです。そこで会社で経営陣たち全員に「辞職してください」と、頼みました。

経営陣はあっさり会社を切り捨て、株式会社ミクシーのCEOになった朝倉祐介は、色々な思考施策を練ります。

失敗もありましたし、成功もありました。

ネイティブゲームアプリをとある会社にアウトソーシングして、自社のゲームアプリの運営をなくすことを試みたことがあります。ゲームを作る部署に空きができてしまった社員は、さすがに仕事をせざるをえなくなり、ゲームアプリ開発に乗り出すことになるのです。

 

ゲームアプリ「モンスターストライク」が救った

 

通称「モンスト」。日本で、今では知らない人は珍しいかもしれません。CMをよくテレビで見かけます。「モンスターストライク」のゲームアプリの開発業者は、実は株式会社ミクシーなのです。朝倉祐介が、会社に就いた頃のミクシーの資産は約180億円。事業売却をしたり、企業買収に成功したりして、その結果、株式会社ミクシーは、8000億円ほどの資産を保有するようになりました。

朝倉祐介は、現在ではスタンフォード大学で、各員研究員として働いています。

理1:心4:運5が必要と経営術を馬術になぞらえた朝倉祐介。「理1:心4」は自分で操縦したり、鍛えたりできます。

運の次に大きな数である「心4」。精神的なタフネス。これが経営術だけではなくいろいろなことにも重要になる場面があります。朝倉祐介の人生で心の強さは、とても大きいものとして存在します。もちろん、運もすごく必要ですが、それはいつ、ついてくるかわかりません。

朝倉祐介のセミナーにはよく、沢山の人が集まってきます。それは、心のタフネスが朝倉祐介の人生をここまで支えきたことを知る人が、「どうすれば私も朝倉祐介のようになれるだろう」と、知りたいためにセミナーに参加します。

朝倉祐介は、こう述べています。
「やりたいことをやらずに後悔するよりも、挑戦する毎日の方が楽しい」

私も朝倉祐介のように、強い心をもって何かに挑戦し続けたいものです。そのためにはどうするのか、まずは朝倉祐介から学びたいものですね。

「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」を読んで感じたファイナンス思考の重要性

2018年8月29日







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