仕事関係の悩みで毎日が辛かった時にこの本の存在を知り、根本的な考え方を好転させることができました。
従来の重苦しい常識を打破し、軽やかで前向きな考え方を身に付けることができる良書です。
本の概要

「ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち」の中では、楽しんで仕事をした者が勝つ世界がやってくることが予言されています。
世界的な価値観の変化やAI参入による働き方の変化など時代は転換期に差し掛かっており、それに対して私たちが起こすべきアクションが提示されているのです。
大事なのは、自らの力でゼロから1を生み出すことだと筆者は説きます。
そのためにも、新しい考え方と行動力を身に付ける必要があるということでした。
仕事イコール辛抱すべきもの、あるいは努力すべきものという考え方で凝り固まっていた私にとって、目から鱗の驚くべき内容です。
苦しみながら働くという暗い生き方をいつまで続けるのかという問いかけが、私の心に刺さります。
仕事というものに対して、真剣に向き合っているようで向き合っていなかった自分の怠惰を反省しました。
新しい価値観に向けてブレイクスルーが体験できる素晴らしい本だと思います。
本の内容

未来は予言できないものの、新しい仕事を創造することは今すぐにできると本の中で述べられています。
そのためにも、自分に合わない会社には見切りをつけて独立することが大事だという話です。
私はこれまで、合わない会社とどのようにして折り合いをつけるべきかということばかり考えていました。
そのため、この一節を読んだ時にはかなり驚いたことを覚えています。
また、本には漠然とした提案だけが掲載されている訳ではありません。
具体的に起こすべき行動として、仕事自体に学びを絡めるということやその道のプロに出会うためにお金を使うということが挙げられています。
その他、決断を直感で行うことやフィードバックを大事にすること、またアウトプットから逆算してチームを作ることなどが推奨されていました。
しかもチームを作る時にはメンバーを固定させないなど、これまでの日本人の働き方とは180度違う考え方が論じられています。
これまでは非常識とされた方法論を推し進める内容に衝撃を受けたことは言うまでもありません。
自分の好きなことをするために新しく会社を作り、そこでクリエイティブな人材と共に仕事をするという働き方は、雇用される働き方が合わない人にとって救いになると確信しています。
特に私が感銘を受けた一節は、人材を活かす企業は従業員の自己実現のために会社を運営しているという部分です。
人に対して、また仕事に対して誠実な姿勢に感動して涙が出てきました。
本の感想

この本を読み終えた瞬間、嫌な会社を辞めて自分が本当にやりたいことを仕事にするという決意をしました。
著者の力強く前向きな言葉は、私の胸にダイレクトに響きました。
古い価値観を信仰することには何の意味もないのだということが心の底から理解できて、これまでの洗脳が解かれたような清々しさすら感じています。
具体的にどのように行動すれば良いのかということがかなり細かく書かれているので、実生活に取り入れて実践することも可能です。
本の中で自分らしく生きるためにマインドフルネスを手段として用いるという考え方が紹介されているのですが、これを意識するだけで毎日の生活が楽しいものに変化しました。
その他、ポジティブな質問をするということやひらめきを行動に移すということ、一人で過ごす時間を大事にするということを心がけるようになって以来、人生が良い方向に動き出したのを実感しています。
新しい価値観が身につく本

仕事に対してネガティブな思いを持っている方に読んで欲しい本です。
本物の成功者が語る全く新しい仕事哲学を体験してみて下さい。
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