ブルー・オーシャンを読もうと思ったきっかけや読んでみた感想などを紹介しています。
ブルー・オーシャンを読み始めたきっかけ

そもそもブルー・オーシャンやレッド・オーシャンという概念すら知らなかった私にとって、その内容は難しくて理解しにくい部分もあったものの目からうろこが落ちるような発想ばかりでした。
ビジネスの基本にして究極の理論を学ぶことができるため、ブルー・オーシャンが発売されて以来ロングセラーとなっているのもうなずける内容です。
ブルー・オーシャンの概要や内容について

まずブルー・オーシャンを直訳すると「青い海」、対してレッド・オーシャンは「赤い海」ということになりますが、この海はビジネスをおこなっていく上での戦場を意味しています。
青い海は競合がまだ少なくビジネスがしやすい環境であり、赤い海は多くの先駆者やライバルたちがすでに荒らし回っている血みどろの環境というわけです。
ブルー・オーシャンの本にはそのタイトルのとおり、ブルー・オーシャンを見つける上での考え方や心構えが余すことなく網羅されています。
つまり強力なライバルに真っ向から勝負を仕掛けるのではなく、いわば「勝負をしなくても済む方法」を教えてくれるのです。
それは必ずしも誰もやっていなかった真新しいビジネスだけとは限りません。
既存のビジネスモデルを軸にしてプラスアルファしたり変化させたりと、差別化をはかることで実現できる場合も多いです。
そんな理解できそうで理解できない曖昧な部分に対するヒントをたくさんもらえる良書となっています。
ブルー・オーシャンを読んだ感想

ブルー・オーシャンという本を読むことで、まず「起業 = 賭け」というその考え方自体が合理的ではなく、いかにリスキーであることかを教えてもらいました。
それだけであっても自分にとっては十分すぎる収穫だったのですが、より深く戦略としての捉え方を学ぶことができて満足しています。
仮に自分がビジネスを始めたときに思ってしまいがちなことは、「どうやったら戦っていけるのか?」です。
しかしそうではなく「どうやったら戦わずして勝てるのか?」に意識を向けることこそがビジネスの核心なのだということに気付くことができました。
ブルー・オーシャンを追い求める行為は逆に言えば「いかにレッド・オーシャンを避けるか?」「知らず知らずのうちにレッド・オーシャンに足を踏み入れてしまっていないか?」という、リスク管理の発想にも繋がってくることになります。
両方の観点に目を向けながら着実に分析していくことで、自分だけのブルー・オーシャンを作り出すことができるかもしれないと思いながら読み進めていると、ワクワクしてきて本当にビジネスにチャレンジしてみたくなりました。
最初はビジネス書に対してあまり良いイメージは持っておらず、「とにかく小難しくて眠くなるだけだ」とばかり思っていたものの、いざ読み始めてみると意外に面白くて気付いたら読み終えてしまっていたという感じでした。
ビジネスに対する具体的なアプローチ方法のヒントを探している熟練の方から、ざっくりとビジネスの考え方を学んでみたいというビジネス書の初心者の方まで万人にオススメできる充実した内容でした。
ブルー・オーシャン戦略でビジネスをわかりやすく

ブルー・オーシャンを読んで得られたことを一言でまとめると、「ビジネスはシンプルでわかりやすい」ということに気付けたことです。
ビジネスを難しく捉えがちな方にこそ読んでもらいたいです。
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