【書評】著:稲盛和夫「生き方 人間として一番大切なこと」




京セラ、KDDIを創立し、自身の成功のみならず日本の経営者や若者を育てていく事にも注力されている稲盛和夫氏の著作です。

稲盛和夫氏の思考のベースが、この一冊で理解することができます

著者が大切にしている事は損得でなく人間としての正しい選択です。

 

著者の思想

本書では人間として正しく生きるにはどうすれば良いか、分かりやすく教えられています。

何といっても、京セラやKDDIを立ち上げた敏腕経営者としての貴重な話が聞けるのが魅力です。

そして著者の徹底した価値観と謙虚さがにじみ出ており、正しく考えることの大切さを強く感じます。珠玉の言葉を心に刻むことは意味があります。

稲盛和夫氏の経歴 ビジネス書作家としても活躍する実業家

2018.11.03

 

著者の信奉者は各界に大勢おり、スポーツ界ではサッカー日本代表のキャプテンもいます。

また著者の思想の根本には仏教があり、その点についても興味をそそられます。
著者の心の大きさや気高さが、そこから湧き出ているのだと納得させられる作品です。

 

zabi
一般人とは世界の見方が根本的に違う。。

 

多くの経営者が読んでいる

本書の中にはビジネスや普段の生活で、基本的な心構えとして意識すべき点が述べられています。
それぞれ具体的な例を用いて書かれてあり、向上心があれば直ぐに役立てられます。

逆を言えば向上心がない人にとっては、本書は共感しづらいといえます。

また、宗教の話をすると問答無用で拒否反応する人もいますが、そのような態度は大切なものを見逃しがちです。
現実的に実績をあげた人の言葉には、必ず真理が含まれているからです。

少なくても経営哲学としては、著者は一流のものを持っていると言えます。
それゆえ、多くの経営者が著者の本を繰り返し読んでいるのです。

 

考え方が重要

私は本書を読んで、人生で成功するには才能や情熱に加えて考え方が重要だと認識しました。
そして考え方が正しければ、才能や情熱は後からついてくるものだということも。

本書では人生及び仕事の結果は考え方と情熱、それに能力をそれぞれ掛け算したものと述べられています。

これが人生の方程式と紹介されているものです

人生の方程式では能力があっても、情熱がなければよい結果を得られません。
能力が乏しくても情熱があれば、能力だけの人よりも良い結果が得られます。

そして人生の方程式で最も重視されているのが、考え方となっています。

「考え方」だけは、プラスとマイナスの両面が考慮されます。

利己的や強欲、妬みなどのマイナス思考では、結果は全てマイナスとなります。

掛け算では、1つでもマイナスがあれば全てがマイナスになるからです。

 

考え方は変えられる

著者が言いたいことは、マイナス思考に陥らないことです

いくら能力や熱意があっても、マイナス思考を掛け算すればマイナスにしかなりません。

その反対のプラス思考としては、常に前向きで建設的な思考が該当します。
プラス思考を養うには、感謝の気持ちを忘れないことだと述べられています。

その他、周囲との協調性を大切にすることも大事です。
謂わば人として当たり前のことですが、忙しい現代人には見落としがちなことだと言えます。

人生の方程式では、能力や情熱を簡単に伸ばす事はできないものです。
ただし考え方を変えるのは比較的簡単だと、本書の中で述べられています。

自分を振り返ることができれば、一瞬で変えられるからです。
それが人生で成功する秘訣です。

 

zabi
生き方は考え方ひとつで変わる。

 

仕事は食べるためのものと考えれば、そのようになってしまいます。
一方、自分の人格を磨くためと考えれば、心を成長させることが出来ます。
人の役に立つためと言い換えることも出来ます。

趣味でも仕事でも、人の役に立つことを心がけることが大切です

それが人生で成功するために大切なことであり、人間として後悔しない生き方となると教えられます。
感謝と協調性を忘れず、前向きに生きて結果を残したいと痛感させられました。

 

生き方で大切なのは心

考え方とは心なので、心を磨くことで考え方のレベルアップを図れます。

心が磨かれるのは日々の労働の中であり、日々の生活の中でもあります。

趣味であっても仕事であっても、自分の心を磨く事は可能です。










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