経営者に知ってほしい「社長の仕事は人づくり」奥迫 哲也(著)




企業のトップに君臨する社長は、日々従業員について考えていかなければなりません。その重要性を記した「社長の仕事は人づくり」がどんな内容の本なのかを紹介します。

 

トップが考えるべき仕事について

経営者である社長は、企業を発展させていくため、また雇っている従業員のためにも、日頃から業績をチェックすることが大切です。そのため業績が落ちていればしっかり問題を指摘する必要がありますし、逆に業績が伸びていれば、従業員を評価する必要があります。
しかしながら、結果ばかりを見てしまいがちですが実はそれよりも人材育成が大切なのだと考えさせられる一冊です。

 

社長の仕事って何?

社長の仕事は何なのかということですが、それは企業を運営していくための方法を考えることです。
売上を作るための方法を考えたり、そのための資金調達を行ったりします。

これは他の従業員ではできない仕事だからこそ、社長自らが動いていかなければならないのですが、これらよりももっと大切な仕事は「人材育成」です。
人材育成は先輩社員や教育係がやるものと思われがちですが、実際は社長の仕事でもあるのです。なぜなら、従業員を雇って使うのは社長だからです。

この考えが薄れている企業が実際にたくさんあります。だからこそ従業員と社長との間に距離が生まれてしまったり、お互いのことが理解できずトラブルが発生したりするのです
この忘れられてしまった人材育成という仕事を、社長がどう行っていくべきなのかを示したのが「社長の仕事は人づくり」です。

 

具体的な内容から社長を導く

企業の発展のためには、お客様満足が必要不可欠です。この満足度を上げるのは、商品の価値やサービスの値段だけではありません。お客様に直接対応するスタッフ自身も重要な要素となります。だからこそ、経営者である社長が従業員を育てることが大切です。
「社長の仕事は人づくり」では、お客様満足を実現させるための育成ノウハウを公開しています。オリエンテーションや面談の重要性はもちろんのこと、社内研修を根気よく継続させていくことや、選抜して社外研修を行うなど、様々な方法が明確化されています。こういった教育の成果を事例を挙げて紹介しています。
自社にあてはめるとどんな効果が期待できるのかを考えながら読めるので、社長にとっては重要な教科書になる内容だと言えるでしょう。社員がなかなか育たない、業績が伸びないと思い悩んでいる経営者はたくさんいます。

この本は、その解決の糸口になる一冊でもあります。

 

トップだけではなく従業員の理解も必要

社長というポジションは、従業員からすれば普段どんなことをしているのか分からないという人も多いでしょう。
小さな企業であれば社長自ら現場に出ることもあるのですが、大企業になると、社長が現場に出ることはほとんどありませんよね。このように、私たち従業員側からすれば、社長が普段何をやっているのかが分かりません。
従業員が過酷な労働をしているにもかかわらず、のんびりと過ごしているのでは、と思ったこともあります。

しかし、社長という立場に代わりはいないので、社長にしかできないことをやっているというのを私たち従業員も理解することが大切です。

従業員の考えが社長に届いていないのと同じで、社長の考えも従業員に届いていません。その問題が企業内での不満を招く可能性があるのです。

社長は企業のトップなので、従業員以上に企業のことを考え動くのは当然のことです。
そのためには従業員はなくてはならない存在なので、その教育にも力を入れる必要があります。

教育係にばかり任せがちな企業もたくさんあると思いますが、お客様満足度の高さが目立つ企業は、必ず社長が積極的に前に出ていると感じました。そんな社長の姿勢が見られるからこそ、私たちもついていけるのだと思います。

この本は、社長はもちろんのこと、部下である従業員たちも見ておくことが大切だと感じました。

 

社長だからこそ考えなければならないと教えてくれる

社長だから、部下に仕事を任せておけば良いというのは大きな間違いです。社長だからこそ、人一倍考えて動かなければならないのです。

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