「いま君に伝えたいお金の話」村上 世彰(著)は子供がお金について考えることの重要性を伝える一冊




子供のころからお金の大切さを学びお金の価値を知ることはとても大切なことです。
著名な投資家である村上世彰が書いた「いま君に伝えたいお金の話」は、子供にもわかりやすくお金について教えてくれる一冊です。

プロ投資家のお金の考えを教えてくれる

プロの投資家である、村上世彰が中学生くらいの子供でもわかる優しい語り口で、お金の話をします。
お金とは何かというところから始まり、お金の増やし方、お金に対する考え方、お金に苦労しない人生の歩み方を教えてくれます。

お金はさみしがり屋

「いま君に伝えたいお金の話」は、お金は寂しがりやというところから始まります。

お金は寂しがりやなので、少ない人数でいるよりも大人数のところに集まる習性があるということです。

まずは、お金にはどんな特徴があるのか、お金とはいったい何なのかという問いかけから始まり、お金のことを詳しく知ることがお金を増やすことに繋がるということを教えてくれます。

次に、社会の仕組みの中でお金がどのような役割を担っているのかに目を向けます。物につけられた価格がそのままその物の価値になるわけではないということをわかりやすく説明してくれます。

お金の罠にかからないように導いてくれる内容です

子供なら誰でも一度はもらったことがあるお小遣いやお年玉についても触れられています。
お小遣いやお年玉をどのように使うかを子供のうちに学ぶことが、将来お金に振り回されないためには大切です。
ここで、筆者は貯金の重要性を説いています。貯金があること、すなわち資金があることがお金を増やす為に大切ということを教えてくれます。

さらには、今後の働き方に対する考え方についても触れられています。
働き方改革が進む中で、多様な働き方が認められるようになりました。単純に、会社に勤めて給料をもらうだけではないお金の増やし方がたくさんあらわれています。世の中の流れを先読みしお金に強くなることが大切という内容です。

今後、世界共通の貨幣として大きな期待が寄せられている仮想通貨についても述べられています。お金の価値観が大きく変わる転換期にあり、とても参考になる内容です。

最後には、お金はあくまで道具であり使い方によっては凶器になり得ることも伝えてくれます。お金の大切さとともに恐ろしさも教えてくれています。

お金への考えの根本を変えてくれる

お金についてあけすけに語ることは、何となく恥ずかしいことだと思っていました。ですが、お金は自分が幸せになるための道具の一つとして、使い方や増やし方を知ることはとても大切なことだと感じました。

特に、子供の頃から貯金をして、お金に触れ合いお金の大切さを学んでおくことが大人になってからお金で失敗しない為に重要だということが心に残りました。

日本では、お金が好きということを公言することが憚られたり、お金について赤裸々に語ることを恥ずかしいと思うような風潮があります。
ですが、お金について子供の頃からしっかりと学んでおくことが、大人になってお金に振り回されたりお金で苦労したりしない人生を歩むために大切です。

お金に強くなる子供に育つためには、数字に強くなることがまず大切です。数字に強い子供を育てるためには、様々な物事を数字でとらえる習慣をつけたり、ゲームのなかで数字を使用したりすることなどがあげられます。このような意味では、本書は子供のためのお金の本であると同時に多くの保護者の為の子育て指南書にもなります。

また、今後の日本の働き方の多様性について触れられていた点も非常に興味深かったです。
元国家公務員であり、経済通産省勤務を経てプロの投資家になった、筆者が述べるからこその説得力がありました。

投資に興味はない人にも、お金を増やすということがどういうことなのか分かりやすく伝わったのではないかと思います。

本書はお金に正面から向き合うことの大切さを教えてくれ、お金に対する考え方を根本から変えてくれます。

平易な表現を用いてくれているので、子供だけでなくビジネス書を読みなれていない人にもおすすめです。

「いま君に伝えたいお金の話」は大人から子供まで読んで損はなし

「いま君に伝えたいお金の話」は、中学生くらいの子供を対象にしていますが、子育て中の親や教師、ビジネス書初心者にもおすすめです。お金について学びたいと思ったら最初に読むと良いでしょう。

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