「30代前半までは不良社員だった」という伊藤羊一の経歴




伊藤羊一(いとうよういち)ヤフー株式会社Yahoo!アカデミア学長

 

経歴

1967年東京都生まれ。東京大学経済学部を卒業、1990年に日本興業銀行に入行しました。

入行後は、企業金融、事業再生支援などを担当しました。

2003年にプラス株式会社に入社しました。

入社後は、流通カンパニーにてロジスティクス再編、グループ事業再編などを担当しました。

2011年より同社執行役員マーケティング本部長、2012年より同社ヴァイスプレジデントを歴任。

事業全般を統括する立場で同社の経営に携わってきました。

2015年にヤフー株式会社に入社。

「Yahoo!アカデミア」の学長として次世代リーダー育成を行なっています。

それ以外にも、グロービス・オリジナル・MBAプログラム(GDBA)を修了後、グロービス経営大学院でリーダーシップ科目の教壇にも立ち、教鞭を執っています。

また、スターアップスキルの向上にも力を注いでおり、KDDI ∞ Labo、IBM Blue Hub、MUFG Dijitalアクセラレーター、Code Republicほか、様々なアクセラレータープログラムにも参画し、3,000人以上のリーダーを指導してきました。

著書に『1分で話せ』『キングダム 最強のチームと自分をつくる』があります。

 

30代前半までは不良社員だった

「Yahoo!アカデミア」の学長として、また、グロービス経営大学院や、さまざまなアクセラレータープログラムを通じてリーダーの育成に努めている伊藤羊一さんですが、30代前半までは「不良社員だった」そうです。

2017年のTokyo Work Desing Weekで、楽天大学学長の仲山進也さんとの対談で、そのように言っています。

伊藤羊一さんが日本興業銀行で事業再生支援を担当していた当時、世間では住専問題がマスコミを騒がせていました。

そのため、不良債権処理の問題は、事業再生支援を担当していた伊藤羊一さんの心身にも大きな影響を与え、「うつになった」そうです。

そしてその後、「頭取メール事件」を起こしたとのこと。

「頭取メール事件」とは、住専問題で揺れ動く中で、伊藤羊一さんが当時の頭取に対して「この状況を鑑みるに、あなたが辞めれば会社が変わるはず。だから、頭取を辞めていただけないでしょうか」という旨のメールを送ったそうです。

当然、その後は人事異動で飛ばされたとのこと。

なので、自身は「36歳くらいまで、無駄に過ごした」と思っているそうです。

現在の活躍を見ると、30代半ばまで不良社員だったとは想像できませんね。

その後、「頑張ろう」と思って頑張った後、仕事が楽しくなり、ノリノリになって解放され、現在に至ったとのこと。

対談の中で、伊藤羊一さんは「そのときの経験があって”人は変われる”ということを最近になって非常に強く思っている」と言っています。

「Yahoo!アカデミア」やグロービス経営大学院などで、起業支援やリーダーの育成に力を注ぐようになったのも、そのときのつらい経験があったからこそではないかと思うのです。

そんな伊藤羊一さんが強く言っているのが、「コミュニケーションの重要性」です。

一般的に、「ビジネスにおいては“一般的知識・専門スキル・マネジメントスキル”が重要」と思われがちですが、伊藤羊一さんは「それだけでは仕事はできない」と言っています。

土台となるのは、“聞いて・考えて・伝える”をしっかりできるコミュニケーション能力が重要とのこと。

特にプレゼンテーション能力は、「ビジネスの成否を決める、相手を動かすために必要な能力」と言っています。

辛い経験をした後に復活し、頑張ってきて、現在のように活躍する伊藤羊一さんを支えているのは「人は変われる」という信念です。

そのような信念を持つの伊藤羊一さんの言葉には、やはり重みがあります。

伝える技術書、伊藤羊一氏の著書「1分で話せ」を読んだ感想

2018.05.27









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です