ひらまつたかお著「好きなことをビジネスにする教科書 人生100年時代をもっと自由に生きていく」は、労働に対する考え方を180度転換させてくれる本でした。
本の概要

「好きなことをビジネスにする教科書 人生100年時代をもっと自由に生きていく」には、著者のひらまつたかお氏が校長を務めるビジネス・グレードアップ・スクールで実際に使用されているメソッドがまとめられています。
そのため、実際に授業を受けているような感覚でスラスラ読み進めることができます。
しかも、内容の一つ一つが実践的ですぐにでも始められそうなものばかりなのです。
好きなこととビジネスは分けて考えた方が良いと言われがちですが、世の中にイノベーションを巻き起こすような人たちの多くが好きなことで成功していると著者は言います。
むしろ、好きなことだからこそとんでもないパワーが出て思いもしないような成果が出るのだそうです。
著者から繰り出される好きこそ最強というワードは、読む側の心を高揚させます。
本を手に取った時には半信半疑だった私も、いつしかその内容に引き込まれて時間を忘れて読みふけってしまいました。
本の中では、そこに行き着くためにどのようなことをビジネスにすれば良いのかということや、それを形にする方法や売る方法が順を追って丁寧に解説されています。
独立や起業の流れが基本的なことからまとめられているため、何の知識も経験もない初心者の方でも読みやすいです。
内容

第一章では、好きなことがビジネスになる理由が説明されています。
続く第二章からは好きなことに基づいたビジネスモデルの作り方のレクチャーが始まります。
その中で特に印象的だったのは、お団子式ビジネスモデルの作り方という項目です。
これは特にわかりにくいものを売る時に有効な方法で、必要な事前準備をお団子に見立てて一つずつ順番に串にさしていくことで全体像がはっきりしてくると書かれていました。
その一つ一つが具体的に提示されているため、何から始めたら良いかわからない時などにかなり役に立つと思います。
著者によると、インターネットが普及した現代では特にSNSを有効活用することが大事なのだそうです。
SNSの活用方法については、第三章で詳細に取り上げられています。
第四章と第五章では報酬をアップするための方法が展開されており、第六章に進むと自動的に集客できるようになる夢のような秘策が伝授されることになります。
ここでは要領良く仕事をするために大事なことがまとめられており、これまで身を削るようにして働いてきたことは一体何だったのだろうと読みながら思ってしまいました。
最後の章には、ビジネスをする上で絶対に必要になるものが書かれています。
著者の熱意がビンビンと伝わってきて、感動すら覚える内容でした。
前向きな気持ちにさせてくれる本

好きなことをビジネスに変えるという一見ファンタジーで非現実的な夢を体系的にまとめた上で、実際にどのように動けば良いのか詳しく説明されていたため、読んでいるだけでどんどん勇気が湧いてきます。
実際に行動してみようという前向きな気持ちにもなれ、これまでの毎日が嘘のように楽しいものとなりました。
私自身、この本に書かれていたことを参考にして実際に起業する計画を立てています。
壁にぶつかりそうになった時には読み返すことで適切なアドバイスと元気がもらえるので、とても心強いです。
好きなことをビジネスにしたい人に是非読んで欲しい本だと思います。
もっと自由に人生を謳歌するために

好きなことをビジネスにするのは意外と難しいことではないのかもしれません。
この本を読むと、これまでの考え方が変わって人生がもっと自由になると思います。
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