社会人であれば、年収って気になりますよね。
求人を見てても、仕事内容と同じくらい(もっとの人もいるかもしれない)年収って大きなポイントです。
でも今の時代、一世代前の年功序列や終身雇用ではなくなって、年収そのものの考え方も変わってきている。
年収ってそこまでこだわらなくてよい

ちょっと前まで、「年収一千万を目指している」って人、多くなかったですか?
でも正直、それ自体にあまり意味ないんだよね。
昔は起業家や、弁護士や医者、大学教授や研修者、あとは芸能人とかそういった人しかたくさん稼ぐことが出来なかった。
でも今の時代、ユーチューバーやブロガー、各種シェアリングサービスで多くの材を築く人がたくさんいるでしょう。
オンラインサロンでもものすごく稼いでる人いますよね。ホリエモンとか。
箕輪さんはサラリーマンなのにたくさん稼いでる。
つまり今は、稼ごうと思ったらいくらでも稼げちゃう時代。
年収って税金を納める指標くらいにしかならないんじゃないかな。
逆に年収100万円でも、森の中に家を作って殆ど自給自足の自由な生活をして充実している人もいる。
高ければ良いとされる時代ではなくなった。
そして、会社の在籍年数が長ければ給料が上がっていく時代でもなくなった。
ギリギリの年収でも充実して暮らしている人もたくさんいる。
シェアリングサービスを使って必要なときに必要なものを借りれば、多額の金が不要になった。
年収の概念が変わってきている。
年収の使い方

そんな時代だからこそ、年収をうまく使いこなしてほしいと思う。
例えば、「今の会社で年収一千万です」と「自分で事業をして年収一千万です」では大きく違う。
前者は所詮雇われだが、後者は自分で生きていく強さを持っている。
転職の面接でも、異文化交流会でも、この差は相手に与える印象に大きな違いがある。
100年とか続く大手企業に就職したいのであれば、後者の場合は嫌がられる可能性がある。
「うちのカルチャーに合うかな?」と絶対思われる。
逆にベンチャー企業であれば「会社を成長させるきっかけとなる大きな戦力になる可能性がある」と思われる。
年配の方と若者もそれにしかりだ。
持って生まれて生きてきた時代が違うから受ける印象が大きく異なる。
このように、絶対に使い分けが必要だ。
年収を上げるためには

色々と書いたが、年収を上げる根本は変わっていない。
一言で言うと「価値を上げる」に尽きる。
費用に対して、その何倍の価値を提供出来るかを意識するのがとても重要。
例えばシステム開発では、概ね「1人月いくら」で取引されることが多いが、それを大きく上回る価値を提供出来れば重宝されるし、フリーランスでも楽勝に生きていける。
ここにコツを纏めておく。
ベーススキル
どの仕事でも、歴史がある。
今の仕事が、チームのどのポジションなのか、組織のどのポジションなのか、会社の、業界の、日本の、世界の、、と辿る。
そしてその仕事における社会に対する貢献内容を明確に理解する。
そうすると、何のために今自分が仕事しているのかがわかる。
そして、その対価としていくらもらってるのかの理由が付く。
更に別軸で深掘りをすると、その仕事はなぜ存在しているのか、なぜ成り立つのか、歴史を辿るようになる。
そうすると、その生業の存在意義が見えてくる。
このように、深く深く、今の自分の行動に理由を付ける癖をつけよう。
人間の脳は全てを記憶するほどキャパシティはない。
理由をつけて関連付けをして理解する。
断片のみを記憶して、必要な時に必要なピースを結びつけて答えを生成する。
それが、ベーススキル。
コミュニケーション能力
やはりここに尽きる。
ベーススキルは、インプットとロジカルの部分だが、ここで重要なのはアウトプット力。
どんなに優秀で頭の回転が早くても、それが表に出ないと誰も気付かない。
気付かないということは、価値が付かない。
価値が付かないのは、ないも同じ。
なので、アウトプット力は研ぎ澄ます必要がある。
対面、電話、メール、会議など、それぞれの特徴を理解して、適切なアウトプットをいつも意識すること。
以下に纏めているので、一読をおススメする。
上司が細かいことを指摘してきて「細かいやつだな」と思ったことはないだろうか。
それは良い意味での「氷山の一角」
一語一句に魂を注ごう。
時間の使い方
いつも忙しい人は、残念ながら仕事が出来ない人です。
仕事が多いのではなく、処理量が少ないから溜まってしまって、忙しくなる。
ベーススキルやコミュニケーション能力だけでもある程度通用するが、時間の使い方にも意識しよう。
仕事は遊びではないので、目的があって、そこにどのルートで、どのような作業をして目的に辿りつくのかが重要だが、そのときに極力、無駄を省こう。
一語一句、その目的に必要な言葉しか発しないようにしよう。
自分の言いたいことを言う場ではない。
そして、極力、作業は同時進行で進めよう。
ディープワークが出来なくなるので、一つの作業に集中するが、他に進められる作業は、他人に任せよう。
もっとも効率の良い方法で、最高の価値を提供しよう。
まとめ

ざっと語ってきたが、上記が全て正しいわけではないです。
自分の置かれた状況をしっかりと認識し、適切に対処するのがベストです。
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