ビジネス書の著者について気になったことはありませんか?気に入った本なら尚更、どんな方なのか知りたくなりますよね。
当記事では伊藤恵理氏の経歴や人柄などを紹介しています。ぜひ、最後まで読んでみて下さい。
経歴

伊藤恵理氏は1980年生まれで、京都府出身です。
京都市にある同志社女子中学校・高等学校に通い、大阪府立大学の工学部航空宇宙工学科へ進学しました。
卒業後は、東京大学大学院博士課程の航空宇宙工学を専攻し、修了しています。
その後は、数多くの研究所に勤めました。
電子航法研究所の航空交通管理領域の研究員、東京大学の航空宇宙工学科の客員研究員などをして経験を積んでいます。
それらの研究所以外にも、海外の研究所に数年間勤めました。
現在は国立研究開発法人海上・湾岸・航空宇宙研究所、電子航法研究所の主幹研究員として、日々研究に勤しんでいるのです。
2006年から研究員、主任研究員、主幹研究員と着実に職階をアップさせています。
研究員として非常に優秀で、国際航空科学会議や電子航法研究所から表彰されたこともある程です。
研究員だけでなく委員としても活動しており、国際航空科学会議ICASプログラム委員などとして活躍中です。
その他に、非常勤講師として東京大学大学院の航空宇宙工学専攻に勤めていた期間も。
2016年9月には「空の旅を科学する」という本を出版。
これは、伊藤恵理氏にとって初めて出版された本です。
そして2018年の3月には2冊目を出版。
ビジネス書である「みんなでつくるAI時代 これからの教養としての『STEAM』」が出版されたのでした。
固い信念を持ち世界を飛び回る研究者

伊藤恵理氏の一番の特徴は、世界各地の研究所に勤めていたことでしょう。
上記で海外の研究所に勤めたと書いた通り、ユーロコントロール実験研究所、オランダ航空宇宙研究所、そしてアメリカにあるNASA Ames研究所などで働いていたのです。
さらに国際的なプロジェクトに参加もしており、経験がとても豊富。
海外の方と一緒に働くことで日本には無い知識や意見を知ることが出来て、視野が広がるのではないでしょうか。
おそらく視野が広がることで、研究にも良い影響が出ているのでしょうね。
その他に、伊藤恵理氏にとってかけがえのない出会いがあります。
それは、航空管制科学との出会いです。
航空管制科学を初めて知ったきっかけは、2006年に訪れたスロバキアでの国際会議だったといいます。
これは伊藤恵理氏にとって運命的な出会いとなりました。
それからはひたすら一途に、航空管制の仕組みを新しい時代に合うように改善していくための研究をしています。
もし2006年にスロバキアでの国際会議へ参加しなければ、航空管制科学と出会うのはもっと先になっていたかもしれません。
もしかしたら、今とは全く違う研究をしていた可能性もあるでしょう。
また、伊藤恵理氏は「空はひとつ」を長年モットーにしており、固い信念を持った方です。
伊藤恵理氏が飛行機に興味を持ったのは、幼少期の頃でした。
空を見上げながら、飛行機への思いを募らせていたといいます。
そして見事に、伊藤恵理氏は大人になってからその夢を叶えています。
幼少期に思い描いた将来の夢を叶えるのは、なかなか難しいことではないでしょうか。
きっと飛行機に関係する仕事に就くために、多くの努力をしたはずです。
そうするためには、固い信念がなければ成し遂げられません。
さらに、伊藤恵理氏はポジティブで人一倍タフな一面もあります。
著者の「みんなでつくるAI時代 これからの教養としての『STEAM』」を読むと、世界を飛び回るタフさと苦しみや困難を乗り越えられるポジティブさが伝わって来ます。
伊藤恵理氏の考え方に感化されることもあるでしょう。
それから伊藤恵理氏のSNSでは、関西弁を時々交えながら明るい内容の文章が綴られています。
華々しい経歴だけ見ると真面目で近寄りがたい印象を受けるかもしれませんが、親しみやすい性格の方なのです。
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