自分の短所を知ることは、とても重要です。
どうしても長所が見えやすいものです。
短所は気付かない人が多いし、見ないようにしている人も多いでしょう。
短所をざっくりと認識してもあまり意味はありません、明確に認識しないと改善までも道筋があいまいになってしまうからです。
短所を長所に変えることが出来れば、無敵だと思いませんか?
ということで、短所を明確に認識して真の原因を見つける方法をご紹介します。
短所を見つける方法

短所を見つける方法で一番簡単な方法は、他人が出来て自分が出来ないことに着目することです。
ひとりひとり個性があるので、出来ること出来ないことそれぞれありますが、今の仕事で、出来たほうがよいにも関わらず出来ないことがあれば、短所を言えるでしょう。
また、上司や同僚に言われる指摘は、短所と言えるでしょう。
改善へのストーリーを作る

ざっくり短所を発見した後は、その短所の特徴を認識します。
その短所は、いくつかの要素が重なって一つの大きな短所になっているはずです。
私の場合は、会議などで発言することがとても苦手でした。
「公の場で発言出来ない」という短所です。
そしてなぜ発言出来ないのかと言うと、とても小心者で、発言したことを否定されることにとても恐怖心がありました。
この恐怖心はなぜ自分の中に存在しているのか。
それは、家庭環境が関係しています。幼少の頃から否定され続けてきたので、否定されることに恐れていたのです。
幼少の頃は一人では生きていけませんし、親頼みです。
その親に否定され続けたら、「死」を意味します。
これが自分の中で根強く根を張っていました。
これを解消するのに必要なことは何だ?
それは、今の自分です。もう親がいなくても生きていけます。自分で稼いで、自分で生活しています。否定されて家を追い出されても何の問題もありません。
仮に否定されたとしても、死ぬわけではありません。特に日本では。あっても「とても傷付く」くらいでしょう。
今の自分にとっては「かすり傷」です。
さらに、失敗したときの会社への名誉もありますが、それも別に死ぬわけではありません。どうしても昇進出来ないくらい社内評価が下がったら、会社を変えれば良いだけです。
今の自分にとっては「かすり傷」です。
そう考えると、とても気が楽になりました。
このように、定量評価出来ないことでも深掘りし、根本原因を突き止めることが出来ます。
ぜひ、短所を大きな枠と捉えないで、明確になるまで落とし込んでほしいです。そうしないと、解決しません。
短所を長所に変える方法

短所を長所に変える方法で一番簡単な方法は、出来る人の真似をすることです。
人間はゴールの見えない道を進むと断念しがちですが、真似をすることによって、「あれがゴールなんだ」とモチベーションに繋がります。
自分が短所だった「公の場で発言出来ない」ですが、上記の方法で気持ちが楽になりました。
ほんの少しの勇気をもって、少しずつですが発言するようにしました。
するとどうでしょう。思っていたより否定的な空気はありませんでした。
そして目標としている人の真似をしようとよく観察してみると、話し方や声のトーンなど色々と課題が見えてきました。
<話し方>
相手にどのように話したら伝わりやすいか。
話がうまい、わかりやすいなと思う人の、話すときの構成はどうか。
<声のトーン>
高い声か。低い声か。
早口か。ゆっくりか。
<内容>
主張するのか。MCのように話を促すのか。
コンサルのように纏めるのか。
まとめ

いかがでしょうか。
まずは短所をざっくりと認識する。
その後、その短所を深掘りし、真の根本原因を突き詰める。
そして、実践してみる。
その時に見えた課題の根本原因を突き詰める。
このPDCAの繰り返しです。
意識をすれば改善出来ることがたくさんあります。
少しの心掛けで自分の価値が上がりますので、やらないことは損です。
ぜひ実践してみてください!
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