仕事を円滑に回すために役立つ方法として、状況・相手によって性格を変える方法を提唱します。
私の体験談を書きましたので、ぜひご自身の仕事に取り込んでみてください。
状況、相手によって性格を変える方法、効果

私は20代の中頃からプロジェクトマネージャーをしていました。
色々な会社の人にベンダーとして入ってもらい、作業をしてもらっていました。
その作業がうまく回るようにするのが仕事でした。
20代の中頃なので、ベンダーの中には当然、多くの年上の人がいました。
その人たちは私より経験豊富で、私のやり方に不満もあったでしょう。
私の指示することと違うことをしたり、伝えたはずの成果物が出来てなかったりといったトラブルがちょくちょく起きていました。
その際にやり始めたのが「状況、相手によって性格を変える方法」です。
<怒る性格>
成果物レビューのミーティングの時に、進捗スケジュールが芳しくない場合、少しオーバーに不機嫌な態度をしました。
(怒っているフリをしています)
なぜスケジュールが遅れているのか?
なぜ遅れた段階で報告がないのか?
原因はなんなのか?
原因は解消しているのか?
するとどうでしょう。
場が数秒固まりました(笑)
でも明らかに、私に対して警戒心が芽生えていることが手に取るようにわかりました。
<無心、ポーカーフェイス>
別の成果物レビューのミーティングの時には、進捗スケジュールが問題なく順調だったので、特に笑顔でもなく、怒るでもなく、当然の成果に無関心な態度をしました。
(甘やかさないような態度にしました)
やはり相手側は若干の警戒心があるように感じました。
<感謝の念を表す>
これまでの2つの性格では、とても一緒に仕事が出来そうな感じはしなく、出来ても長続きはしなさそうですよね(笑)
また別の場面です。
自分が指示ミスをしてテスト再実施、余計に工数がかかってしまう状況で対応してもらったとき。
忙しい中対応してもらったので「ありがとうございます!」と頭を下げ、大きな感謝の念を表しました。
(いつもえらそうな性格をしていると困った時に味方がいなくなるので、ハッキリと感謝しました)
すると相手も「いえいえ、大丈夫です」と優しく声をかけてもらいました。
まとめ

仕事はメリハリとよくいいますが、まさにそうだと思います。
遠慮して中途半端な態度を取るより、怒るときには相手が気付くように怒り、感謝するときにはハッキリと感謝する。
立場をわきまえ、自分のペースに巻き込むように相手や場面によって性格を変化させることはとても有効です。
ぜひ取り入れてみてください!
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