今の時代、一つの会社で生涯働く人は少数派です。
なぜなら、一生涯を通じて存続する会社事態がほぼないからです。
会社が30年続けばすごいと言われるこの時代に、転職は必須です。
しかしながら転職というのは、リスクを伴う人生の一大イベントです。
そこで助けになるのが「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」という本です。
この本には、転職にまつわる様々な腹落ちしていない悩みや判断材料が詰まっています。
さて、著書「転職の思考法」でお馴染みの北野 唯我さんは一体どんな人物なのでしょうか。
現在は、株式会社ワンキャリアの執行役員 経営企画担当 で活躍されています。
サイトの「編集長」であり、独自の視点で今日の転職、キャリアに関する若者の悩みに、発信・提言する「ライター」でもあります。
どのような経歴をお持ちなのか、追ってみたいと思います。
経歴と主な活躍

兵庫県にて生まれる(1987年)
学校法人上智学院六甲学院高校卒業
神戸大学経営学部卒業
株式会社博報堂入社(2010年23歳)
株式会社博報堂退職(2013年26歳)
米国、台湾留学(2013年26歳)
ボストンコンサルティンググループ入社(2015年28歳)
(2016年29歳)
株式会社ワンキャリア入社。執行役員就任。
メディア実績「日本経済新聞出版社「早期内定について」」

(2017年30歳)
インタビュー「どうして人は「アスリートの言葉」に耳を傾けるのですか?為末さん。」
インタビュー「「好きを仕事にする」理由、ロジカルに説明できますか?為末?北野」
コラム「給与は社員の「頑張り」より前に「どの事業に配属されたか」で決まる」
コラム「採用ブランドを高めたいならば、「コンテンツ」は二段用意せよ」
コラム「なぜ企業は広告費と同じ「1%」を採用費に当てられないのか?」
コラム「新卒で何人採る?」に答える、人事担当者が把握すべき5つのデータ」
メディア実績「プレジデント誌面「最新の人材マーケットについて」」
日本経済新聞社電子版「外資系企業に流れる優秀人材について」
日本経済新聞社電子版「ケース面接・フェルミ面接について」

(2018年31歳)
インタビュー「「How Cyber Agent Works」とか「How LM Works」という本が世界で売れる日は来ますか?麻野さん。」
コラム「中小企業・零細企業が優秀な学生を採るためにはどうすればいいのか」
コラム「採用に効果的なインターンに求められる「3C」とは何か」
著書「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」ダイヤモンド社
対談「ブランド人になりたければ、次の会社はこう選べ。」田端信太郎?北野唯我、DIAMOND online
対談「「40歳定年制」が実現するまえにやっておくべき3つのこと」東大・柳川範之教授?北野唯我、「転職の思考法」刊行記念対談、DIAMOND online
メディア実績「アンジャッシュ渡部建「GOLDEN RUSH」」(J-wave)
朝日新聞本誌「「左遷」をめぐってなぜ企業は異能を排除してしまうのか」
TOKYO FM 未来授業「いつでも転職できる自分のつくりかた」など
週間、東洋経済「東大生は官僚より、コンサル・ベンチャー志向に」
テレビ朝日、「ワイド!スクランブル」「なぜ東大生は今、官僚でなく外コンなのか」
日本経済新聞本誌1面「日系企業が労働市場で外資に勝つためには」
プレジデントオンライン「最新の人材マーケットについて」
IT media エンタープライズ(転載)「天才を殺す凡人:大企業でイノベーションが起きない理由」

雇用者側と就業者側の2つの視点

北野唯我氏は雇用者側の視点を持っており、採用して就業させる問題に関して、学生時代以来、国内、米国等で最先端の知見を養い、自分のキャリアの中で実践、成功を収めてきた成功者で、企業側の人格を持っています。
それと同時に、自分自身のキャリアというものに関して、決して会社の踏み台にされることを良しとせず、ひたすら自分自身のキャリアの充実のために、一心不乱に前進してきた側面もあります。
「企業側の利益」と「個人のキャリア」の問題が両立しない場合に備えて、「転職できる」考え方を提言しています。
これは北野唯我氏自身の上記の経歴から得た経験により導かれた面が相当にあり、北野唯我氏の発信は、より真剣な議論を喚起しています。
北野唯我氏が指摘する様に、現代の社会では、社員がどれだけ「頑張った」かではなく、業務のキャリアによって所得水準が決まる側面があります。
終身雇用制が崩壊して、周囲の社員に非正規社員というキャリアの低下を強いられる人が出る様になったことを背景に、この問題は広く若い就業者の関心を呼ぶ側面もあるといえるでしょう。
このように、ご自身の経験からの本音の言葉にはとてもエネルギーが込められていて、魅了されます。
ぜひ、背中を追ってほしい人物の一人です。今後もご活躍を期待しています。
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